更新情報
AIによる安全な業務運用を実現する「設定のコード管理」「公開API」「Agent Skill」を公開しました!

ベースマキナの更新情報をお届けします。
AIによる安全な業務運用を実現する「設定のコード管理」「公開API」「Agent Skill」を公開

AIエージェントに社内ツールの設定づくりやアクションの実行を任せるための機能として、「設定のコード管理」「公開API」「Agent Skill」を公開いたしました。AIに作業を任せながら、レビューや権限管理でAIが触れる範囲を管理できます。
社内ツールの設定(アクション)を、TypeScriptのコードとして扱えるようになりました。コードになったことで、設定づくりをAIエージェントに任せられます。
たとえば「ユーザーをメールアドレスで検索するアクションを作って」とAIエージェントに頼むと、次のようなアクション定義のコードが生成されます。
import { defineAction } from "@basemachina/sdk/oac";
export default defineAction({
id: "search-user",
name: "ユーザー検索",
type: "mysql",
dataSource: "main-db",
statements: [
{ sql: "SELECT id, name, email, created_at FROM users WHERE email = {{ email }}", type: "READ" },
],
parameters: [{ name: "email", type: "TEXT", required: true }],
});
生成されたコードはPull Requestの差分として確認できます。設定者は差分をレビューし、問題なければ承認・マージします。AIに作成を任せても、反映するかどうかを決めるのは人です。
AIエージェントが設定づくりを担うことで、要望への対応を早められます。変更の経緯はGitの履歴に残ります。
この作業を支える機能
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設定のコード管理 — アクションの設定をTypeScriptのコードとしてGitリポジトリで管理する機能です。CLIツール(
bmコマンド)を使い、Pull Requestでのコードレビュー、CI上での差分の自動検出、開発環境から検証環境・本番環境への段階的な反映、TypeScriptの型による設定ミスの早期検出ができます。設定の差分は、反映前に必ずドライランでプレビューされます。 -
Agent Skill — AIエージェントにベースマキナの設定づくりを任せるためのスキルです。
bm-code-managementという名前で提供しており、Claude Code / Codex CLI / Cursor / GitHub Copilot CLI / Gemini CLI に対応しています。アクション定義の編集や、反映前の差分プレビューをエージェントに任せられます。
公開APIを通じて、外部システムやCI/CDのジョブ、AIエージェントからアクションを実行できるようになりました。
AIエージェント(Claude Codeなど)は、登録済みのアクションをツールとして呼び出せます。データソースを直接操作させるのではなくアクション経由にすることで、AIエージェントが行なえる操作を、設定者が定義したアクションの範囲に収められます。接続情報やSQLをAIエージェントにわたす必要はありません。
アクションの実行は、次のようなHTTPリクエストで行ないます。
curl -X POST "$BM_HOST/public/v1/projects/$PROJECT/environments/$ENV/actions/search-user/executions" \
-H "Authorization: Bearer $BM_TOKEN" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"arguments": {"email": "tanaka@example.com"}}'
この作業を支える機能
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公開API — ベースマキナのリソースを外部システムから操作するためのREST APIです。環境の一覧取得や、アクションの一覧取得・詳細取得・実行を、HTTPリクエストで行なえます。外部システムとの連携、CI/CDのジョブからの定型作業の自動化、自社スクリプトへの組み込み、AIエージェントからのツール実行に利用できます。
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サービスアカウント — CI/CDなど機械からの操作専用のアカウントです。人のユーザーアカウントとは独立して権限と監査対象を管理でき、課金の対象になりません。AIエージェントや外部システムを独立した実行主体として扱い、長期的な認証情報を持たせず、短命なトークンで認証できます。GitHub Actions・Google Cloud・AWSなどが発行したOIDC ID Tokenと紐づける「OIDC信頼ポリシー」も設定できます。
今回の更新は、たとえば次のような場面でご活用いただけます。
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社内ツールの改善要望への対応:要望が来るたびに設定者が管理画面で対応していた作業を、AIエージェントが下書きし、設定者はレビューするだけにできます。
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定期的な集計・運用作業:毎朝の集計や通知などの定型作業を、CI/CDのジョブから公開APIでアクションを呼び出して自動化できます。
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調査・情報収集の代行:複数のシステムにまたがる定型的な調査を、AIエージェントが公開API経由でアクションを実行して進める、といった使い方も考えられます。
AIに任せても安全な理由
AIエージェントに社内システムやデータを操作させるときは、必要以上の権限を持たせてしまうことや、取り消せない誤操作、誰が何をしたか追えなくなることが懸念になります。ベースマキナでは、次の機能でこうしたリスクを抑えられます。
| 機能 | AI活用における役割 |
|---|---|
| アクションによる抽象化 | データソースの接続情報やSQLを直接わたすのではなく、設定者が定義・検証したアクションだけをAIエージェントにわたせます |
| 実行権限・グループ | AIエージェント用のサービスアカウントを、所属グループ単位で最小限の権限に絞れます |
| レビュー設定 | AIエージェントによる変更や実行に人による承認を挟めます。公開APIはレビューが必須のアクションを直接実行できません |
| 監査ログ | AIエージェントの実行を含むすべての操作を記録し、後から追跡できます |
| サービスアカウント | AIエージェントを独立した実行主体として扱い、長期的な認証情報を持たせずに短命なトークンで認証できます |
ドキュメント
これらの機能の詳細につきましては、以下のドキュメントをご参照ください。
本機能に関するご意見・ご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 今後ともベースマキナをよろしくお願いいたします。